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2021年もどうぞよろしくお願いします

あけましておめでとうございます。昨年は受難の年にもかかわらず、我がラパンそろばんアカデミーに生徒が増えて、それなりに活気あるそろばん塾になりました。

また、生徒のみなさんも、はじめて日商の珠算能力検定試験に挑んだり、「あんざんコンクール」「そろばんコンクール」にも出場したりと、教室で味わうものとは違った刺激を体験することができたと思います。

本年も、みなさんの進級につながるよう、生徒たちのモチベーションが上がるような創意工夫をしてまいります。2月には2周年を迎えます。指導者としてはまだまだではありますが、お付き合いの程どうぞよろしくお願いいたします。

さて、今回はお正月ということもありまして、そろばんの今昔に少し触れてみたいと思います。毎年、市内の小学校3、4年生のそろばん授業に使われる冊子「たのしいそろばん」によりますと、なんとおよそ5千年ほど前にメソポタミア地方で使われたという「土砂そろばん」なるものがあるそうです。世界にはいろんな数え方がありますが、計算用具として「そろばん」を使用していたことは、万国共通なんですね。

千年くらい前に中国で生まれたそろばんは、500年ほど前に日本に伝わってきたそうです。その頃のそろばんは、五珠が2こ一珠が5こで、そのうちに五珠が1こになり、約80年ほど前(戦前)まで使われていたそうです。

先日、藤枝市の東海道岡部宿・大旅籠柏屋で、番頭さんの机上に五珠2こ一珠5このそろばんを見つけました。ご親切にも計算の仕方の説明書付きで、どうやって計算するのか皆目見当がつかなかったので、ありがたく拝見しました。説明書によりますと、一珠が5こ入ると五珠を1こ入れ一珠5こ取る、また五珠が2こ入ると十の位の一珠を1こ入れ五珠2こ取る、とあります。確かに計算用具としては明確でわかりやすいですね。初心者でも使いこなせそうです。

ただ・・・なんとも珠を弾く回数の多いこと多いこと!それに比べ現代の五珠1こ一珠4このそろばんは、使いこなすには鍛錬が必要ですが、習得すれば弾く回数が大幅に減って計算も断然速くできます。そればかりか珠が少ない分を脳が補うことによって脳が活性化され、そのうちにそろばんがなくても計算できる、暗算ができるようになる。右脳が刺激されるって、こういうことなんですね。

そろばんの今昔物語、いかがでしたか?なかなか興味深い内容だったのではないでしょうか。そろばん学習の意義や意欲につながれば幸いです。

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